私は結婚して10年になる主婦ですが、結婚前に主人と一緒に婚約指輪を買いに行った時の幸せな気持ちは今でも忘れられません。あの時主人にとっては、とてつもない大きな出費になり、とても大変な事だったと思うのですが、実際結婚生活がスタートしてみると、なかなかあの時の婚約指輪を付ける機会が無いのです。今更な事ですが、前もって主人に「婚約指輪は安物でもいいよ。」と言ってあげていれば、当時安月給だった主人に大変な思いをさせなくても良かったのに。と、ちょっぴり反省しています。私が主人から贈ってもらった婚約指輪は、私の父と主人とで選んだものです。父が知り合いの宝石店に二人で出向き、何日も掛けて選んだそうです。主人はなにせ指輪に対して知識がなく、父に相談してこのようなはこびになったそうです。そんな父は、今は亡くなっています。結婚式など招待されたときにその結婚指輪をはめると、父と主人の二人の優しさに心が温まります。指輪はダイヤモンドでかなり無理をしたと思います。この婚約指輪は、二人の愛がこめられた素敵な指輪です。
最近は様々なデザインの婚約指輪が流行しています。時代が変わっても女性なら誰でも憧れるのが4Cダイヤモンドの婚約指輪。4Cとはカット、カラット、カラー、クラリティーのこと。ダイヤモンドの4Cは世界基準なので信頼ができますね。輝きを左右するカットはブリリアントカットが有名です。カラッとは最低でも0.3は欲しいところです。カラー(色)やクラリティー(不純物)は素人には分かりにくいので、多少ランクを落としても大丈夫なようです。婚約した際に、男性から女性に送られるのが婚約指輪だと思うのですが、私は実は結婚する前にはこの婚約指輪にあまり興味がなく、なくてもいいな、と思っていました。なので夫が一生懸命婚約指輪を探してくれていた時にも、「別に指輪はいいよ、形にこだわることないよ」と素っ気ない私に対して、夫はどうしても贈りたいといってききませんでした。よくよく聞いてみると、それが夫自身にとっての結婚するということへのけじめ、というかふんぎりみたいなものだったようです。そういうことなら、と私も気に入ったものを選びました。女性にとっての婚約指輪の意味するものとまた違った思いが男性にもあるのだな、と実感したときでした。